ペンギンせっけん

今日の夢

オレら南極探検隊。
飼っていたペンギンを石鹸にしなければならない日が来た。
泣く泣くペンギンをなにかの分解液に入れる。

ペンギンは体のほとんどが脂肪でできていて、
上質なグリセリンになって、上質な石鹸ができる。

いちばん賢いペンギンが最後になり、
自分、死ぬのだな。とわかっていて分解液に入りたがらない。
しばらく待つが入る気配がないので
観察日記にもあきらめて「今日はこれでおしまい」と書く。
これでこの子はもう助かったのだ。
よかった。

その時
ペンギンは意を決し、分解液に飛び込んだ。

わあ!!

ペンギンはわたしたちのために、グリセリンになってしまった。

そして出来た石鹸はよく泡立ち、わたしたちの手を白くしたのだった。

なんのことやら。
ペンギンから石鹸をつくるなんて聞いた事ないし。